第123章

その夜の宴は、誰もが遠慮を捨てて食べて飲んで騒ぎ、心ゆくまで楽しみ尽くした。

宴の最中には、ちょっとした騒動もあった。とある従魔が、契約者たちの飲んでいる酒の味に興味を示し、ちょこちょこと近寄って「それ、ちょうだい」とせがんだのだ。契約者のほうもだいぶ出来上がっていたのだろう。自分の杯の酒を、考えなしに全部、従魔の口へと注ぎ込んでしまった。

従魔は酒の味を覚えると、意外にも気に入ったらしく、またせがむ。契約者はそれが嬉しくて、ははは、と大笑いしながらさらに飲ませた。すると他の従魔たちも真似をして、自分の契約者のところへ行って酒をねだり始める。先例ができてしまった以上、契約者たちも「駄目だ...

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